圧力鍋でカレーを作る
ものすごく久々にカレーを作った。たぶん 1年ぶりくらい。なぜ急にそんな気を起こしたかというと、先日ついつい衝動買いしてしまった圧力鍋を試してみたかったから、というのが一番大きな理由だろう。
僕の場合、物理的に忙しかったり、精神的に元気がない時は、料理にかける時間が減る傾向にあるらしい。本当に忙しい時、あるいは元気がない時は、電子レンジですむような物しか作らない。ちょっと余裕があると、スパゲティとか、焼きそばとか、比較的らくちんなものは作る。それでもスパゲティの場合、余裕があれば自分でソースもどきを作るが、余裕がないと缶詰のソースになったりする。そして、本当に余裕がある時は、カレーとか、ぐつぐつ煮込むスープとか、そういうのを作る。
このカレーとかスープとかを、僕は結構好きなのだが、なんと言っても時間がかかる。下準備にそれなりに時間がかかり、煮込み初めてからも時間がかかる。おまけに、吹きこぼれないように、ちょくちょく様子をみなければならない。そんなこともあって、最近随分長い間、煮込み系の料理をしていなかった。
ところが、最近どこかのサイトでたまたま眼にした圧力鍋に関する記事。煮込み時間の短縮にはかなりの威力を発揮してくれそうだ。ということで、ついつい衝動買い。 (とは言う物の、結構前から興味はあったわけですが。) 3週間ほど前のばかみたいに忙しい時期に届いていたものの、直後に試しに炊飯に使ってみた以外には、ずっと眠らせてあった。が、昨日久々にカレーを作ることにしてみた。
ちなみに炊飯の方は、かなり適当にやった割には、食べられるものができました。 (笑) 参考までにこんな感じ。
- 無洗米1合と水 300ml程度を圧力鍋に入れる。
- 5分ほど待つ。
- 強火で熱する。
- 圧力がかかったら弱火にして 5分ほど待つ。
- 火を止めて減圧するまで待つ。 (20分くらいかな?)
結論としては、ちょっと水が足らなかったかも。でも、とりあえず芯のない、でもちょっと堅めのご飯になりました。
さて、本題のカレーですが…。まず、安い白ワインを 1本、比較的大きめに切られている牛肉 (カレー・シチュー用とか言って売られているやつ) 、大きめに切ったにんじんとジャガイモ、じっくりとバターで炒めたタマネギ、細かく刻んだ鷹の爪、適当に切ったニンニク、コンソメ少々を入れて (ここまでするのにだいぶ時間がかかっている、言うまでもなく…) 、全ての材料が十分に浸るように水を追加する。そして蓋をして、着火。圧力がかかるまでは強火、それからは弱火でたぶん 7・8分。その後火を止めてから、 30分程度放置。蓋を開けて、カレーのルーと馬鹿みたいに辛いソースを入れてから、 10分程度弱火。粗挽きこしょうを追加。これで完成。
圧力鍋を使っていない場合、だいたいこの煮込みのプロセスに 1時間から 2時間程度はかけていたのだが、今回のカレーは、今までのカレーと同じくらいしっかりと煮込めていた。ジャガイモやにんじんの柔らかさだけをとれば、今まで以上にちゃんと煮込めていたかもしれない。牛肉もしっかりと煮込まれていておいしい。
という訳で、圧力鍋の購入は大正解だったようだ。 Webを検索してみると、いろいろと使い道が多そうな圧力鍋。次は焼き豚でも作ってみようか。