お詫びの仕方

投稿: 2006年1月20日

ライブドアがまたまた話題になっている。個人的にはどうでもいいと思っている。野次馬的興味はあるが、それ以外に全く興味はない。ただ、見るともなしに見ていたテレビでやっていた、強制捜査後の記者会見で、関係者にご迷惑だかご心配だかをかけたことに関して、「取り急ぎお詫び申し上げます」とかなんとか言っているのが気になった。それって正しい日本語? 「お詫び」って「取り急ぎ」するもの? 「取り急ぎ」って、手紙の結びの言葉以外で使うのは、随分違和感があるのだが…。

取り急ぎされるお詫びに詫びる気持ちが入っていると思う人がどれくらいいるだろうか。フジテレビの騒動の時に、「命の次に大切なお金を出してくれる株主は大事」とかそういうことを言っていた社長なのだから、株主に対してもっと真剣に詫びる姿勢を見せてもいいのではないのかと思うのだ。そもそも嫌いな会社の株は買わないので、僕自身にとってはどうでもいいことだが、日本語は正しく使いたいものです。

ちなみに、 この件に関するライブドアのプレスリリース でも、取り急ぎ詫びていた。