Weblio
インターネット上の 200以上の辞典や事典をまとめて検索 (最近聞かなくなった言い方けど、いわゆる串刺し検索ってやつ) できるというWeblio、まさに、こんなすごいサービスなのに、小飼さんのブログで紹介されているのを見るまで全く知らなかった。検索対象には Wikipediaも入っているので、これは便利に使えそうである。
一般的なマウスユーザなら、小飼さんの所にあるブックマークレットを使えば便利に使えそうだ。が、スクリーンリーダのユーザの場合は、選択してブックマークレットを呼び出す、という作業が必ずしも簡単ではない。そこで僕は、愛用の Sleipnirの検索バーから簡単に検索できるようにしてみた。手順は以下の通り。
- オプション設定画面を呼び出す ([ツール] -> [Sleipnirオプション] または F12)
- 「検索エンジンリスト」のタブを表示
- 「新規」をクリック
- 空のエントリーができるので、以下のように指定する:
- 名前
- Weblio
- リクエスト
- http://www.weblio.jp/content/
- ショートカット
- wb
- エンコーディング
- UTF8
- メソッド
- GET
- OKをクリック
これで、検索バーでたとえば「wb スタウト」などと入力してやれば、 Weblioでスタウトについて検索できる。ちなみにスタウトを検索すると、四つのソースからの情報が表示された。
Wikipediaの場合、ある事項の解説の中に出てくる言葉が、 Wikipedia上のその言葉の解説へのリンクになっている。 Weblioも同様で、どうやら Weblio上にインデックスされている言葉に関しては、リンクにしてくれるようだ。面白いなと思った (というかがんばっているなと思った) のは、表示しているのが Wikipediaから提供されている解説であっても、その解説に含まれる言葉はは Wikipediaの解説ではなくて、 Weblio上の検索結果にリンクされているらしい点だ。 Wikipediaの APIがどうなっているのか知らないので、これが簡単なことなのか難しいことなのかは分からないが、ちょっと関心させられた。
これから Weblioにはしばしば世話になることになりそうだ。