Week Calendarを試す

投稿: 2011年5月8日

僕はスケジュール管理にGoogle Calendarを使っている。特にiPhoneのカレンダーをGoogle Calendarに同期できることを知ってからは、出先で簡単にスケジュールの確認ができるのが便利で、以前よりも積極的に使うようになった。が、そのiPhoneのカレンダーに不満があったので、ちょっと調べて新たなアプリケーションを導入してみた。

唯一の問題だったのは、カレンダーの月表示をした時、特定の日に予定が入っているかどうかが簡単に分からない場合がある、ということだった。「場合がある」というのは、分かる場合もあるからで、もし分かる場合がないなら諦めもつくというものなのだけど、分かったり分からなかったりすると、やはり分かる方が良い、ということになる。具体的には、各日付と一緒に、その日に登録されている予定の件数が表示される場合とそうでない場合があるということだ。ちょっとしたことではあるけど、これがあるかないかで、その日に予定を入れても良いかどうかを即座に判断できるかどうかということになるので、結構重要だ。 (ミーティングの最後のばたばたしてる時に次回の日程調整したりする、なんて場面ではすごく重要。)

この問題を解決する方法はないものかとちょっと調べてみたのだけど、どうもこれといった情報が見つからなかった。それならばということで、カレンダーのアプリケーションについて調べてみた。いくつか人気のアプリケーションが出てきたが、結局Week Calendarというのを試してみることにした。

AppBankのレビューなんかでは、週表示の見やすさなどがかなり高く評価されているようだが、残念ながらVoiceOverでは週表示、日表示、年表示は使えなさそうだ。ただ、月表示は問題なく使える上に、各日に登録されている予定の件数も表示され、読み上げてくれるので、僕が解決したかった問題についてはちゃんと解決してくれている。月表示の他に、リスト表示も問題なく使えそうだ。また、週日程表示というのもあって、これも使えなくはないものの、あまり使いやすくはない印象だ。その他の部分については、基本的に問題なく使えそうな印象だ。

一つ嬉しかったのは、設定項目の中に先日導入したTextExpanderを使えるようにするための項目があったことだ。まだ試してみてはいないが、予定の入力時などにTextExpanderを使えるということだと思われるので、うまくやれば予定の入力もだいぶ楽にできそうだ。

というわけでこのWeek Calendar、一般に評価が高いらしい表示計の機能についてはVoiceOver環境では使えない。しかし、iPhone標準のカレンダーの予定件数の表示がおかしなことになっている、という人には悪くない買い物だと思う。