FacebookのLikeボタンの挙動
以前からLikeボタンについて不思議に思っていることがある。Likeを押した時に、FacebookのプロフィールのActivities and Interestsの欄に出て来るページと出てこないページがあるということだ。このことについて、少し調べてみた。
そもそもなぜそんなことが気になったかというと、自分がLikeをクリックしたページの一覧を見たいと以前から思っていて、どうもそういうことをするための良い方法が分からない、というところから始まっている。プロフィールのActivities and Interests欄を見ると、Facebook上でLikeしたページや、Facebookの外のサイトであっても一部Likeした記憶があるページが出ている。しかし、Facebook上であっても他人のWallの投稿へのLikeなんかは出ていないし、外のサイトでも、明らかにLikeした記憶があるページが出ていなかったりする。それで冒頭に触れた違いが気になって、そして最近Facebook連携の設定をようやくやったこのサイトはどうなのか、というのも気になった。
何人かの人のプロフィールとそこに掲載されているリンク先のページのソースを見て分かったことは、どうやらmeta要素で指定するog:typeの値によってLikeした時の挙動が変わるらしいということだ。僕が見たなかでは、og:typeとしてwebsiteかblogが指定されているページはプロフィールに出て来る一方で、articleの場合は出てこないようだ。FacebookのOpen Graph Protocolの説明ページには、ブログの場合、ブログトップはblog、個々の記事はarticleを指定するように、というような記述が見られるので、大半のページのLikeはプロフィールに出てこないということなのだと思う。実際問題として、プロフィールに出す情報としては個々の記事が好きだということよりも、特定のサイトが好きだという情報だけの方が適切だろうから、これは妥当な挙動だとも思える。
ということで、このブログも、トップページに新たにLikeボタンを設置して、そのページだけはog:typeをblogにしてみた。うっかりトップページでLikeすると、貴方のプロフィールの一部が「ゴミ箱の中の雑記帳」で汚染されますのでご注意ください。
ちなみに、自分がLikeしたものリストが欲しい、という当初の目的はまだ達成できていません。何かご存じの方はお知らせください。